明治大学国際日本学部
宮本ゼミ10期生HP
コガ ミズナ
の旅行記
【8月31日 1日目 大阪】
今回のゼミ旅行は現地集合、現地解散であったため各々が自分で大阪までの交通手段を選択する必要があったのですが、私は前日まで圧倒的金欠であることを理由に夜行バスか新幹線かで決めかねていました。しかし今回のゼミ旅行は予定がぎっちりで、かなり歩くということを聞いており、夜行バスで寝付けなかったときの地獄が目に見えていたので今回は新幹線を選択しました。しかし結局前日の夜中に荷造りを始め、結局睡眠時間は3時間ほどに…。改めて自分の計画性の無さを反省しました…。
集合場所である宿に着き、予想外のハプニングもあり、出だしからとても笑わせてもらいました（笑）。
全員が揃い、まずはみんなで「本家大たこ」のたこ焼きを堪能しました！やっぱり大阪と言えばたこ焼き！ここでようやく大阪を感じました！
昼食の後はみんなでグリコの前で定番のポーズをして記念撮影。
そして向かったのは大阪文化館天保山で行われている「ＴＨＥ ドラえもん展」です！
ここでは28組のアーティストの方々がそれぞれの視点で「あなたのドラえもん」を表現した作品を見ることができます。
私が特に印象に残った作品は福田美蘭さんの「波上群千図」です。一見、ドラえもんの絵のように見えるのですが、よく見ると古代中国の仙人が描かれており、ドラえもんと仙人という全く異なる絵のタッチが一つの作品に使われているという点にとても魅力を感じました。
「ＴＨＥ ドラえもん展」の後は海遊館へ。
私はこれまで海遊館に来たことがなかったので、そこまで大きな施設ではないと思い込んでいたのですが、実際に来てみると本当にたくさんの海の生き物を間近で見ることができ、とてもテンションが上がりました！
鑑賞コーナーの途中にカフェがあり、ジンベエソフトをみんなで堪能。
お味はラムネとバニラのミックスでした。
そしてあっという間に時間となり集合場所に向かうと、外は稀に見る大雨…。雷までなってしまいしばらく待機に。みんなで雨女・雨男の犯人捜しが繰り広げられましたが、私は昔から巷でも有名な晴れ女なので違いますからね（笑）！
ようやく雨も落ち着き、新世界へ。
たくさんの串カツ屋が立ち並ぶ中、私たちはネットで調べて一番上に出てきた「だるま」へ。
カウンター席になっており、目の前で串カツを揚げている様子が見えるのでついつい注文しすぎちゃいました（笑）。
そのあとは集合時間まで各々射的をしたり、クレーンゲームをしたり、女子全員でプリクラを撮ったりして楽しみました！
そして通天閣へ。
下から見る感じはそこまで高くないように感じたのですが、いざ上まで登ってみると意外と高くて、東京とはまた違う大阪の夜景を楽しみました。
通天閣を出る途中にポッキーの11.11秒ストップを狙うマシーンがあり、挑戦してみたところなんと11.12！！！惜しくもピッタリとはいきませんでしたが、謎にみんなにこのマシーンのプロのような扱いをしてもらいました（笑）。
【8月31日 2日目 京都】
最初に向かったのは京都国際マンガミュージアム。
館内にはたくさんの漫画が保管されており、多くの人が漫画を楽しんでいました。
そのなかでも特に感じたのは、外国の方がとても多いことです。
館内には翻訳された漫画も多く取り揃えられており、日本の漫画が海外で強い人気を得ていることを改めて感じました。
そして次に向かったのは太秦映画村。
当時の街並みが忠実に再現されており、映画の世界に吸い込まれたようでした。
時間で「えんとつ町のプぺル」の展示会へ。
「えんとつ町のプペル」というのはキングコングの西野亮廣さんが脚本・監督となり制作した絵本であり、以前から話題になっていたので気になってはいたのですが、まだ絵本を見たことはなかったので、実際に見てみると本当に緻密な絵でストーリーも深く、子供だけではなく大人も楽しめて、まるで映画のような絵本でした。
映画村の後は、京都国立近代美術館で行われている「ドレスコード？着る人たちのゲーム」へ向かいました。
この展覧会を通して、ファッションとはただ服を着るという行為を通り越して、個人の立場や考え方、生き方など様々なものを表現している奥深いものであると感じました。
そして最後は四条河原駅へ。
どこか京都を感じられるようなところで夕食を食べたいと色んなお店を探してみたものの、土曜日ということもあってか、どこも混んでおり、諦めかけていたところ、「いづもや」という懐石料理のお店に運よく入ることができました。そのうえなんと案内された席は、鴨川が見える窓側の席！注文したお料理もどれも美味しく最高の一日の締めくくりとなりました。
夕食の後は南座や八坂神社に行ったり、よしもと祇園花月を見に行ったりしました。
【9月1日 3日目 神戸方面】
さあ、あっという間に3日目！
最初に向かったのは、宝塚市立手塚治虫記念館です！
正直私自身、手塚治虫さんの作品はブラックジャックや鉄腕アトムを少し読んだり、観たりしたことがあるだけだったのですが、そんな私でもこの記念館で、手塚治虫さんがいかに日本の漫画界に影響を与えてきたのかを強く感じました。そして記念館の中で、手塚治虫さんが制作した短編アニメーションも観たのですが、そこで感じたのは手塚治虫さんの作品は見た人を考えさせるようなメッセージ性が強いということです。そういった部分も手塚治虫さんの作品は、現代において、漫画界だけではなく、人々の考え方にまでも影響を与えているのではないかと思いました。
そして、次に訪れたのは宝塚大劇場です！
私は宝塚の舞台はまだ見たことがなかったのですが、以前歌番組で宝塚歌劇団の皆さんがDA PUMPの「U.S.A」を踊っている姿を見て、あまりにも動きや佇まいが美しくて衝撃を受けました（笑）。それ以来一度舞台を見てみたいと思っていたので、今回宝塚大劇場に訪れることを楽しみにしていました！
やはり実際に来てみて感じたことは圧倒的に「女性客が多い！」ということです。
そして皆さん服装などもフォーマルで品のある感じで、「これぞ宝塚ファン！」という感じでした。お昼の食堂で並んでいるときに慣れないシステムに戸惑っていたら、常連の女性が教えてくださり少しお話をしたのですが、「昨日も来たのよ。」とおっしゃっていました！それだけ人々を魅了する宝塚をもっと知りたくなりました！
続いて、神戸ゆかりの美術館にて「ヒグチユウコ展 Circus」を鑑賞しました。
私は幼い頃から猫に囲まれて育ったこともあり無類の猫好きなので、ヒグチユウコさんの猫のイラストを見て「かわいい」の連呼でした。そしてもちろんかわいいだけではなく、気の遠くなるような線一本一本の緻密さに圧倒されました。
さあ3日目の夜！実質みんなで食べる最後の夕食となります。
せっかくなら、神戸牛を食べたいという話になり、ネットで調べ、神戸牛にしては比較的リーズナブルで食べることが出来そうな「ステーキランド 神戸館」へ。しかし実際に行ってみると、私たちがリーズナブルだと思ったメニューは神戸牛ではないことが判明…（笑）。しかし、この際お肉であればなんでもいいという勢いで注文をすることにしました（笑）。
こちらのお店では実際に目の前の鉄板でお肉や野菜を焼いてくれるのですが、若干みんなで緊張しながらも、美味しいお肉を堪能することができました。実際これを神戸牛として出されても気が付かずに雰囲気に飲まれて「さすが神戸牛！」とか言っていたのだろうな…（笑）。
そのあとは集合時間まで中華街やメリケンパークに行きました。
みんなで写真を撮ったり、港の夜景を楽しんだりして蓄積された疲労も吹き飛びました！
【4日目 9月2日 大阪】
さあ、とうとう最終日です！
最終日は、実は私がこのゼミ旅行のスケジュールのなかで一番楽しみにしていた食品サンプル作り！
ずっとテレビなどで見て、体験してみたいと思っていたのですがなかなか機会がなく今回体験できてとても嬉しかったです！
私が作ったのはパフェです！！！それぞれ自分で乗せるパーツやソースの色を選ぶのですが、シンプルな人、統一感を追求する人、欲張る人などゼミ生の中でも個性が出ていて見ていて面白かったです。
そして、そのあと昼食として難波の「千房本店」でお好み焼きを食べました。
どれも美味しかったのですが、ずっと食べてみたかった「とん平焼き」と「モダン焼き」を食べることが出来て嬉しかったです。
みんなと解散した後は、女子数人でなんばグランド花月やしらたまカフェへ。
しらたまを使った様々なメニューがあったのですが、どれも見た目が可愛く、まさに「映えスイーツ」でした！
そのあとよしもと漫才劇場でお笑い観賞。
私は東京のルミネtheよしもとには何度も行ったことがあるのですが、大阪の劇場には行ったことがなくずっと行ってみたいと思っていたのでテンションが上がりっぱなしでした。
また比較的ベテランの芸人が出演するルミネtheよしもとと比べよしもと漫才劇場は若手を中心とした芸人が出演するので、芸人の皆さんが公演前にチケットの手売りや写真撮影などをしてファンと交流しており、また違った楽しみ方があるなと感じました。公演中は終始笑いっぱなしで公演後はみんなで「なんか元気になったわ～。」と言い合って、改めて芸人さんってすごいなと思いました！個人的にはアインシュタインの稲田さんが好きなので今回生で見ることができて幸せでした♡
帰りは新幹線で帰宅したのですがこの3泊4日間の間ずっとゼミのみんなと一緒にいたので急に寂しくなり、旅行中の写真や動画を見て一人で笑っていました。（不審者）今回のゼミ旅行でみんなとの距離が一気に縮まり、このメンバーでこれから勉強できることを嬉しく思いました。これからの宮本ゼミが楽しみです！最後に、今回のゼミ旅行で最強のガイド兼カメラマンを担ってくださった宮本先生本当にありがとうございました！圧倒的感謝です！
